我々は、フロアボールというスウェーデン発祥の室内ホッケースポーツを2008年に遠軽町で紹介しました。北海道ではおそらくこれが初めてのフロアボール活動です。フロアボールは日本国内で30年以上の歴史があるものの、非常にマイナーな存在です。遠軽町で町民開放型活動を展開しつつ、フロアボールを北海道に普及するという目標を定め、2014年7月25日に法人を設立いたしました。道内各地で体験会を開催したり、新規活動拠点創出のために道具を供給しています。
我々は法人設立当初より、このマイナーがスポーツが社会にどんな価値をもたらすことができるかを考えてきました。我々が掲げる3つの活動理念の中に、その答えはあると考えています。
1.フロアボール普及と多世代交流体験プロデュース
2.カフェに入る感覚で気軽に参加する「カフェ型スポーツ」の啓蒙・振興
3.地域の子どもたちの居場所となれるような空間をスポーツで実現する
フロアボールという、体格があまり影響しないスポーツであるからこそ、多世代交流が可能です。多世代交流の場が地域の子供の居場所となるようなモデル事業を、「遠軽フロアボールカフェ」という公共的活動で実践しています。これは単にメンバーを集めて楽しむサークルではありません。なぜなら遠軽の活動においては所属するという概念がないからです。いわば町民全体がメンバーであるのです。
我々は3つの理念に沿って、「フロアボール普及」と、「公共性のあるスポーツ活動形態の啓蒙」を同時に実現したいのです。
他のマイナースポーツにも当てはまりますが、マイナースポーツの普及はとても困難です。しかし我々は諦めません。皆様からの少しづつの支援が、たくさん集まれば、不可能を可能にできると信じています。どうか力を貸してください。塵も積もれば山となるといいますが、我々は少しづつの支援を多数集めて、事業を継続させることができると確信しています。
なお、協賛につきましては年に一回のものと考えていただければ幸いです。もし協賛をしていただけるならば、当法人に連絡をしていただけると幸いです。
一般社団法人北海道フロアボール普及プロジェクト
代表理事 梅田弘胤
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